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歯医者選び.jpが 歯医者選びの参考になれば幸いです。

2016年09月

歯医者選びの参考に「歯医者の口コミ」サイトを。

歯医者選びで
「歯医者の口コミ」というサイトがあります。

ごらんになるとわかりますが
ほとんどが「いい情報」です。

わるい情報がないのが不思議です。

サイト側が取捨選択しているのではないかと
疑いたくなります。

いい情報もあれば
悪い情報もあってこそが
歯医者選びの参考になるのですが…

評判の歯医者、おすすめの歯医者、
治療費の安い歯医者などなどが
検索できるようになっています。

検索すると…

サイトは皆様の投稿で成り立っていると言っています。
しかし、このようなサイトだけをみて
歯医者選びをすると
間違った選択をする場合がありますので注意してください。

とはいえ参考になる情報もたくさんあります。

たとえば、身体の不調、
姿勢などが改善されましたと具体的な書き込みがあれば
そのような悩みのある人は、
歯は、身体の不調を治す臓器の1つだと思うことでしょうね。

身体のバランスや姿勢が改善されと書いてあれば
体調不良が歯に問題があったのだと気づきます。

通っている歯医者に体調不良を訴えても
噛み合わせが悪いのでは、と
歯を削って調整してくれるが
一向に改善しないという人も多いようです。
そんな人にとっては口コミの情報は、ありがたい情報です。

たくさんの口コミ情報に接することで
ご自分の歯の悩み、知りたい情報に
巡り合えるかも知れません。

したがって、歯医者選びをするとき、
「歯医者の口コミ」をよくごらんになるのも
決して無駄ではありません。

しっかり検索して
自分の歯科選びの基準を満たしている歯科医院を
選ぶことです。

いろいろな情報に接していると
口コミの中の情報がサクラかどうか
判別できるようになります。

判別するのは、あなたご自身です。
口コミサイトは
投稿された情報を流しているだけです。

すべては自己責任。
歯医者選びは、ご自分の歯をどうしてもらいたいのか?
しっかりイメージすることです。

筆者の場合。
現状維持が目的で月に一度、メンテナンスに通っています。

わるいところがあれば、
早期発見してもらえるだろうし、
手入れが行き届かないところがあれば
清潔にしてくださる…
そう思って月に一度通院しています。

歯は、若いうちから手入れすれば
歯を失うことがないようです。

歯医者選びも目的を持って探すことが大切です。

ただ痛い歯を治療するだけなら
健康保険が効くご近所の歯医者で十分。

しかし、歯を抜くような治療は
まず、断ってください。

一度、歯を抜いてしまえば取り返しがつきません。

痛い歯の治療が終わった段階で
歯医者から、次の段階へ進むための説明があるはず。

歯医者選びは、ここからが大事。
意に添わなければ受診を中止してください。

歯医者の説明は
ご自分が納得できるまで質問することです。

専門的なことがわからないからと
安易に「治療の承認」をしてはいけません。

十分な理解が必要です。

たいていの場合、保険が効かない治療になるはずです。

治療計画書の提出
治療にかかる見積り費用についても提出してもらってください。

いい加減な歯医者は
このあたりが、あいまいです。
予想以上の請求でトラブルになるケースがあります。

歯医者選びを間違うと大変です。

では、また。ごきげんよう。

歯医者選びはホームページのチェックから。

ホームページには、いろいろな情報が載っています。

まずは、ホームページで
ご自分の感性、感覚に合うかどうか見てください。

ホームページを開いただけで
印象を感じることが出来るはずです。

キャッチフレーズを見れば
ご自分が探している歯医者かどうか、
判断できると思います。

文章を一行読めば、知りたいことが
そこに書かれているか、どうかわかります。

院長の写真もホームページには必ずあるはずです。
院長の印象はどうか、チェックしてください。

その歯医者に勤務する歯科医の写真もあるはず。
もっとも院長一人だけの歯医者もありますが
たいていは勤務医がいます。

また、歯科衛生士やスタッフの写真もあります。
もし、写真がないようなら
入れ替わりが激しい歯科医院と解釈できます。

写真があっても、実際には辞めて「いない」ことも
あります。放置しているのは、その程度の歯科医院。

写真を見るだけで院長や勤務する歯科医が
ご自分の好みかどうか、
感性、感覚に合うかどうかわかるはずです。
好き嫌いで判断しても多分間違いないでしょうね。

とくに歯科衛生士やスタッフの印象が大事です。

このあたりまでホームページをごらんになると
ある程度の印象がつかめます。

ご自分に「合う」ようであれば
院長、歯科医、歯科衛生士、スタッフのコメントを
読んでみてください。

歯科治療は歯科医の知識、経験がモノを言います。

コメントを見れば歯科医の得意分野もわかります。
経歴、出身大学もわかります。

専門の診療科目を掲げている場合は所属学会が記されています。

したがってコメントを読めば、
その歯科医院の治療姿勢が、おおよそわかります。

しかし、大切なことは、まず、ホームページの第一印象。

これは、もうご自分の感性、感覚に頼るしかありません。
誇大広告のような表現が多いので、しっかり見極めてください。

自己主張、自己宣伝ばかりで
患者の立場をまったく考えていないホームページもあります。

むつかしいことばかり言っているのは
患者にわかってもらおうという意識がないから。

患者無視の歯科医院と思われても仕方がありませんね。

さて、
ホームページには歯科治療に必要な設備が紹介されています。

口腔内カメラ、拡大鏡などなどは
レントゲンだけでなくお口の中を撮るために必要な備品です。

細かいところまで鮮明に撮影できる専用のカメラは
撮った画像をモニターに映して説明するためのものです。

症例写真が載っていたら、その性能がわかります。

次に滅菌設備が完全か、どうか。
細菌感染対策が出来ているかどうかをチェックしてください。

細菌感染対策は歯医者の治療に対する姿勢を表しています。

健康保険診療か、
保険を扱わない診療か、確かめる必要があります。

どちらも扱っている、と言うのは
料金体制がわからない場合が多いので気をつけてください。
歯医者の「お金儲け」に関わっています。

緊急な歯の痛みは健康保険で可能ですが、
健康な歯の維持は「健康保険では出来ない」という
認識くらいはもってください。

そのうえで歯医者選びをされることです。

歯医者選びは
まずホームページのチェックから。

では、また。ごきげんよう。

歯の病気にならないためには予防が第一。

病気になってから治療するよりは
病気にならない予防に力を入れるべきだ。

かかりつけの川村泰雄歯科医が
口癖のように言う言葉です。

川村泰雄歯科医が予防歯科診療を初めて
すでに40年以上になります。

歯が痛い時、
噛めない時だけに歯科医院に行くのは間違っている、
と歯の健康をサポートする予防歯科医療を
取り入れたよう。
 
歯は老化と共に失われるのではなく
身体の他の臓器と同じく
一生涯、寿命と共にあるべきものである
という考え方が基本にあるようです。
  
歯が抜ける原因は老化ではないと言います。

歯が抜けるのは歯周病と虫歯が主な原因。
だから、それを予防することが第一と言います。

川村泰雄歯科医は本当の最新の予防歯科とは…

自分の口の状態を客観的に知ること
正しい口のお手入れの仕方を身につけること。
フロスを使用すること。

歯科医は歯の神経を安易に抜かないこと。
虫歯を早期に発見し治療すること。

歯周病の早期発見と歯の周りの清掃、歯石除去の徹底すること。
噛み合わせを診断し、お口の噛み合わせの再構成をすること。

アゴの関節の病状を診断すること。
メンテナンスを少なくとも半年に一度行い、継続すること。

川村泰雄歯科医の言葉です。

さらに筆者が感心するのは
完全な感染予防診療を行っていること。

話を聞くと
すべての器具、機材を完全に滅菌消毒しています。

そんなこと、あたりまえと思っている方が多いでしょうが
実態は、あたりまえではないのです。
患者が知らないだけです。

雑誌に
「歯科医院で治療を受けることでC型肝炎に感染する危険が大きい」
という記事が掲載されたことがあります。

つまり、歯科医院内の感染予防が不十分だということです。

歯科治療を受けて
病気が感染するなんてことは
あってはならないこと。

しかし、実態は感染の恐れがあるようです。

川村泰雄歯科医の診療室は個室です。
どうして個室かと聞くと
治療中に飛び散った飛沫等により感染の危険があるからだと
応えてくれました。

40年前より個室で治療を行っていると言います。
 
また、歯牙切削器具
タービンエンジン/ハンドピース
これらは患者ごとに滅菌したモノを使用するそうです。

タービンエンジンを患者ごとに滅菌している歯科医院は、
日本ではごく少数です。

外科用の器具だけに限らず、
すべての治療(歯周病治療、歯肉治療、咬合治療、矯正治療等々)の器具は
使用毎に完全滅菌していると言います。

さらに歯科医及びスタッフの治療用グローブも患者ごとに交換。

感染予防の専門のスタッフ(クリーンナース)が
責任を持ってこれらの管理を行っていると聞きます。

歯医者選びをされている皆さん。
どうぞ、いい歯医者をお選びください。

病気になってから治療するよりは
病気にならない予防に力を入れるべきだ、という言葉は
歯科に限ったことではありません。

健康長寿のために
病気になってから治療するよりは
病気にならない予防に力を入れてください。

では、また。ごきげんよう。

自費診療とは、どのような医療なのか?

歯医者の間では普通に使われている言葉に
「自由診療」というのがあります。
辞書で引くと
「公的医療保険制度の枠外の診療を受けること」とあります。

保険適用外の新薬、最先端の医療を受けられることは出来ますが、
その費用は自費となるというわけです。

保険外診療、保険は適用されませんよ、と言っているのです。

歯医者の場合、
健康保険扱いと自費で支払う場合がよくあります。
これを混合診療と言います。

どこまでが保険で、
どこからが自費か、患者にはわかりにくいようです。

被せを
「金」にした場合、「銀」にした場合、「セラミック」にした場合、
つまり被せの材料によって
健康保険扱いになったり自費になったりします。

患者は「使用する材料」にお金を払うと理解しています。

だから治療で健康保険が使えないとなると
尻ごみしてしまいます。

健康保険が使えないと
高額の治療費を請求されるのではないか、と
患者は躊躇します。

歯医者は、健康保険で出来る治療と出来ない治療を
明確にすべきだ、と患者は言います。

そして健康保険で出来ない理由を明記すべきだと患者は言います。

たとえば「予防」は健康保険では出来ません、と
ハッキリ言うべきです。

歯周病は健康保険では「治らない」ことを説明すべきです。

歯医者側の努力が足らないから週刊誌に叩かれるのです。
歯医者は悪徳商人と言われるのです。

「歯医者の値段」のカラクリを指摘されても反論しないから、
患者が不安になるのです。

歯科医療は医療ではなく商売だ、と思われています。

だから船井総研は歯科医にセミナーを行い
自費クラウン49.800円
「白い歯、あなたへ」
毎月20本以上売れる歯科医院の作り方を伝授するのです。

矯正、インプラント、審美の自由診療が
特定商取引の対象となり悪徳商法の取り締まり対象になるのです。

自由診療という言葉
患者からみれば、
歯医者がお金儲けをするために使う「用語」と勘違いしています。

自由に値段をつけることが出来る診療と思われているのです。

歯医者は一体、何を考えているのでしょうね。

歯医者選びをされている皆さん
自由診療に騙されてはいけません。

もちろん、いい歯医者もたくさんいます。
患者の健康寿命を高めるために歯科医療に励んでいる歯医者も
大勢います。

だからこそ「自由診療」という、わかったようで、わからない
あいまいな言葉を使って欲しくありません。

自由診療という言葉を使い続ける限り
歯医者の医療は、あいまいさを残します。

健康診療(健康保険は扱っていません)と明記すべきでしょうね。
体力を鍛えるためにジムに通う、これは当然、自費です。

とくに、予防歯科診療は、ジムに通って体を鍛えるのと同じ理屈です。

では、また。
歯医者選びをされている皆さん。
ごきげんよう。
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