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歯医者選び.jpが 歯医者選びの参考になれば幸いです。

患者が書く「歯医者選び」

「かかりつけ歯科医がいると長生きできる」

実際、かかりつけ歯科医がいると、
口腔機能がよくなって、それが食生活などの好ましい生活習慣に結びつき
健康長寿へとつながります。

歯医者選びでご苦労されている方々。
一日も早く、いい歯科医に出会ってください。

筆者の「かかりつけ歯科医」は
大阪・天満橋の「川村歯科天満橋診療所」の川村泰雄先生。

川村泰雄先生と出会ったお蔭で八十歳を超えた現在も元気で、
食べたいものを、しっかり噛んで、
毎日の食事を楽しんでいます。
川村泰雄先生に診ていただくようになったのは、
20数年前、同じロータリークラブのメンバーであった川村泰雄先生が
卓話で「歯の話」をされたのを聞いてからです。

卓話は「中年になって歯が悪くなっても、それは老化現象で仕方がないと
多くの方々は諦めています。
歳をとれば歯を失うのは当然と思っています。
しかし、歯を失うのは老化ではなく、
病原菌感染症であるムシ歯や歯周病によって、歯が失われるのです。
注意さえすれば自分の歯は一生涯保つことができるのです」

この言葉は「目からウロコ」でした。
当時、歯は老化で失うものとばかり思っていましたから…。

歯には、まったく無関心であった筆者が
歯に関心をもった、きっかけでもあります。

若い歯科医が集まった勉強会で川村泰雄先生は、
「一本の歯を診る歯科医ではなく
 患者の全人間的なところを見る歯医者になれ」と指導されているのを見て、
すっかり川村泰雄先生のファンになりました。

川村泰雄先生は世界でもっとも権威のあるアメリカ・フロリダの
パンキー歯科研究所のパンキー先生に学ばれたそうです。

そして、学ばれたことを広く歯科医に伝えるため
ホリスティック歯科研究所(HDA)を創設。
40年も前のことです。
まさに歯科医として日本の第一人者です。

歯は老化によって失われるものではない。
体のあらゆる臓器と同じように、すべての歯は一生寿命とともにある。

この言葉に出会ってから、歯に関心を持つようになりました。

患者選びの、このブログをご覧の方、
ぜひ、ご自分に適した「かかりつけの歯科医」を見つけてください。

そして健康な歯を、しっかり予防して健康長寿をめざしてください。

川村泰雄先生の話を続けます。

川村泰雄先生を「かかりつけ医」として、
継続的に診てもらっている人は、いまも数百人いらっしゃいます。

その患者の集まりが「あいしくらぶ」。
まもなく40周年を迎えます。

あいしくらぶの会員数は、2015年8月現在、二千数百人(事務局の話)
登録されている人数は3000をはるかに超えます。

川村泰雄先生が率いる「川村歯科医院」は
健康保険を扱っていません。
それでも、この患者数です。

理由は「グッドスマイルシステム」という質の高い治療システムにあります。

このシステムは川村泰雄先生が
パンキー歯科研究所から学んだ総合歯科治療システムです。

歯の修繕をするのではなく、
デンタルドックから健康治療、そして、メンテナンスという
お口の健康をつくるシステムです。

いま、このシステムは
グッドスマイルネットワークとして全国に広がりつつあります。

「予防的な、お口全体の歯科治療」の実績は
「40年間のデータ」で実証されています。

日本では、ここにしかない貴重なデータでしょうね。

川村歯科医院は、
いま、川村泰行先生(川村泰雄先生のご子息)が院長。
副院長は辻野真理先生。

筆者は、いまも月に一度
川村泰雄先生に、口の中の状態をチェックしてもらっています。

川村泰雄先生が、つねにおっしゃる言葉は
「患者が健康な歯で幸せな生涯を過ごせるよう、最善の奉仕を行う」。

川村泰雄先生の歯科医としての哲学でしょうね。

歯医者選びをご覧の方々、
川村泰雄先生のような、奉仕の精神をもった
歯科医を選んでください。

では、また来週。ごきげんよう。

保険で点数を稼ぐ歯医者。

金儲けが上手な歯医者の話。

たとえば
「このまま、ほっておくと他の歯も痛みますよ。
一度パノラマレントゲンを撮りましょう・・・」

と言う歯医者には気をつけましょう。


パノラマレントゲンというのは全体を一枚で撮るレントゲンです。
保険で点数を稼ぐためのレントゲンといわれているもので
歯医者にとっては「おいしい」レントゲンです。


しかし、パノラマレントゲンでは
初期の虫歯は見つけることは出来ません。


見つかったときは神経を抜くほどの「むし歯」になっています。


それでも。その歯医者は「予防歯科」と称して
パノラマレントゲンを勧めます。


このような歯医者は、あえて悪いところを見つけ治療を促します。
儲け重視の歯科医療を行っている歯医者の典型です。


何回も来院させることで歯医者は儲かります。


金儲けを考えれば
全体的な治療計画を立てないので、
その都度「新しく」治療するところを見つけて
来院を継続させたほうが儲かります。


必要のない歯科CTを撮りたがるのも同じ理由です。


歯科医師の行うべき治療を
アシスタントや衛生士にさせている歯医者もいます。


型を取る、仮歯を作る、詰めモノ、被せモノを調整するなどなど、
これらの行為は、誰がするのか、
患者の皆さんは、おわかりになりますか?


患者の皆さんには、わからないことが多すぎます。
だから、悪くない歯を治療されたり、
抜く必要のない神経を勝手に抜かれたりするのです。


このような歯医者に当たれば最悪です。


歯医者選びを間違った、というだけではすみません。
それでも、あなたは平気ですか?

金儲け主義の歯医者に騙されるな!

「1時間に7人診る方法」と言って、その方法を映像化した
DVDが5万円で発売されているのをご存知でしょうか?。


神経をとる治療(抜髓根管治療)を5分でやる方法を、
若い歯医者に教えて「患者の数を稼げ」と、そのダイレクトメールは言います。
そうすれば「月に1000万稼げる」と教えています。


このような歯医者を選んだら、最悪です。


あなたが、かかっている歯医者が、そのような金儲け主義の
歯医者でないことを祈ります。


患者のことを第一に考える歯医者は、
神経をとる前の治療にさえ1時間以上かけます。


本当に神経をとらなければならないか、
神経をとったあと、他の歯にどう影響するか、
全身におよぼす影響の程度は…などなど、検討に検討を重ねます。
それでも神経をとらなければならない場合、やはり1時間以上かけて治療します。


お金儲けの上手な歯医者は、患者を診る時間が短く、早いのが特徴です。
腕がいいから短く済むのではありません。手際がいいから早いのではありません。


患者のことを二の次にして、
お金儲けを優先するから、早く、短い時間で治療を済ませるのです。


保険診療の歯医者は「患者の数」を、いかに増やすかを、つねに考えます。
患者の数=「お金」だからです。


治したところが、悪くなれば、また治療すればよい、
という、その場しのぎの治療ですから、時間を短縮して早く済ませるのです


患者のことを考える良心的な歯医者は、
痛んだら、また治せばよいという、そんな考えは、まったくありません。


あくまで患者のことを考えて治療しているからです。
たっぷり時間をかけて治療します。保険診療では出来ない治療です。


痛くなったら、また歯医者に行けばよい、と考える人には不向きかもしれません。


しかし、生命にかかわる歯。認知症につながる歯を
そんなに粗末にしていいのでしょうか?


歯医者選びは、あなたの「意識」の問題でもあるわけです。

抜く必要のない歯を抜いていませんか!?

患者が歯医者を選ぶ基準はたいてい街の評判です。
「はやってる」「いつもいっぱい」「やさしい」「ていねい」などなど。
本当に、そんな評判だけで「歯医者選び」をしていいのでしょうか?


「はやっている」「いつもいっぱい」は、
待つ時間が長く、治療時間が短いせいではありませんか?


痛い歯を治す(止める)だけなら時間はかかりません。
しかし、本当に健康な歯になったわけではないのです。
ただ単に「今だけ」いい状態にしただけなのです。


数十年後のお口の健康を守ることなど、
その歯医者はまったく考えていません。


いい歯医者は、たとえば、痛んだ「むし歯」を抜くのではなく、
できるだけ歯を残して、健康なお口を維持するための
特別な治療計画を立ててくれます。
そして、なぜその治療が必要なのかを詳しくご説明してくれます。


「はやっている」「いつもいっぱい」の歯医者には、
その時間的余裕がありません。
「はやっている」「いつもいっぱい」なのは、
それなりに、いいところがあるのでしょうね。
しかし「今だけ」よければ、という歯医者が多いのが実情です。


実際、その患者の、お口の中がどのように変化していくのか、
どうすれば、わるくなる歯を防ぎ、
いつまでも良い状態を維持することができるのかという
考える余裕も、データもありません。


そんな歯医者に、あなたの大切な歯の治療をまかせていいのですか。


たとえば、1本の歯を抜くか、どうか、という場合、
本当にその歯を守ることができないのか、
そのような状態になった原因は何か、
抜歯した場合にこれから先どのような変化が起こるのか、
ほかの歯や顎にどういう影響を与えるのか、
逆に抜歯することによって健康を維持することにつながるのか、
というように多方面からの判断が必要なのです。


その歯はあくまでも口の一部であり、かつ体の一部なので、
その歯1本だけを見て判断をするのではなく、
判断の際に考えるべきことは非常にたくさんあるのです。


普通の、一般的な歯医者は、このような多面的な判断ではなく、
「その歯一本のこと」として単純に判断して気軽に歯を抜いてしまいます。


本当に「今だけ」痛みが止まればいいのでしょうか?
抜く必要がない歯を抜いても、いいのでしょうか?


歯医者選びを間違うと全身の健康を守ることが出来ません。
それでも、いいのでしょうか?

歯医者選びのブログを始めた理由。

「あなたの“かかりつけ歯科医”は
  歯科医師会の会員ですか?」


というキャッチフレーズの新聞全面広告が掲載されました。
もちろん広告主は「日本歯科医師会」


サブタイトルには「歯科医師会は歯・口の健康を守る団体です!」とあります。


この広告は、歯医者選びは「歯科医師会の会員に限る」と言わんばかり。
本当に そうでしょうかね。


歯科医師会に盾つくつもりはありませんが、歯科医も色いろです。


お金儲けと手抜き治療が当たり前になっている
いわゆるブラック歯科医がいないとは限りません。
日本医師会の会員ということだけで歯科医を選んではいけません。


歯科医を選ぶなら
歯1本の治療、歯1本の抜歯に関しても、それが全体の中で及ぼす影響、
長期的な変化まで考えて治療を進める、そんな歯科医を選ぶべきです。


しかし、そんな「歯科医」をどのように探せばいいのか?
良心的な腕のいい歯医者を見つけるのは、実にむつかしい課題です。


マスメディアで「良い歯医者の見分け方」が紹介されていますが、
当てにしてはいけません。たいていいい加減です。


だからこそ「ブログ」を発信する気になったのです。
歯医者選びの「答え」を導き出したい、その一心です。


なお、ブログの筆者は歯医者ではありません。
たくさんの歯医者にかかったあげく、たどりついた優秀な歯科医のおかげで
日本医師会が提唱する「8020(80歳で20本の健康な歯)」を
はるかに超える「健康な歯」を維持するグループの一員です。


間違いだらけの歯医者選びに一石を投じようと
「歯科医選び」のブログを立ち上げた次第です。
もちろん、優秀な歯科医にも取材、協力していただいてのブログです。
大切な歯を失わないための歯医者選びのブログにご期待ください。
毎週「土曜日」発行の予定です。お楽しみに。

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