「こんな歯医者、
こんな治療に気をつけろ!」
・金儲けのために「健康な歯」を削る歯医者
・受けてはいけない「インプラント手術」
・銀歯、入れ歯、差し歯、ブリッジの「落とし穴」
・「いい歯医者」「悪い歯医者」の見分け方
週刊現代の11月5日発行号の
表紙に書かれているタイトル・コピーです。
ついこの間までは週刊ポストが盛んに
「やってはいけない歯科治療」などなど
何回かにわたって掲載していました。
今度は「週刊現代」です。
余程、歯医者ネタが読者に受けているようですね。
悪徳歯医者がネタになるようです。
ページを開くと…
過当競争で「悪徳歯医者」が急増中
そもそも「医者と歯医者」は試験が違うし別物です
とあります。
歯医者、随分とナメられています。
・ちゃんと治さず、再診させる
・へたなのにやりたがる理由(インプラント)
・歯医者は患者のせいにする
・歯を失った患者は「金ズル」
・すぐ抜きたがる歯医者は危ない
・高いから安心とも言えない
小見出しだけを見ても
悪徳歯医者のことがいっぱい書かれています。
このようなことを書かれて
日本の歯医者は、なんともないのでしょうか?
元締めの「日本歯科医師会」は抗議しないのでしょうか?
日常的に
このようなことが現実に行われているので
放置しているというのでしょうか?
この「歯医者選び」のブログでも
再三、指摘していることですので
いまさら週刊誌をごらんにならなくても
おわかりになるはず。
週刊現代の記事に
歯医者が収入を上げるためによく行う不要な治療として…
・歯石のほとんどない患者や歯周病でない人の
スケーリング(歯石取り)
歯石除去のリピーターは歯科医院にとっては
確実な収入源になる。
・とくに問題ない詰め物や被せ物を
虫歯になっていると診断して、外して詰め直したり
被せ直したりする。
この手の治療はいちばん簡単で、しかも儲けになる。
・小さな虫歯に樹脂を詰めた際、
大きな虫歯に詰めたことにして、高めの診療報酬を得る。
これは診療費の不正請求にあたるが、
なかなか確かめることが難しい。
経営が苦しい歯科医院はあの手この手で無駄な治療を行って
診療報酬を得ようとする…と書いています。
実際、患者にはわからない診療内容。
いい歯医者を見つけるほうが、むつかしい、という
声が上がるのも頷けます。
この「歯医者選び」でも
いい歯医者を、どのように紹介すればよいか
いまだに苦慮しています。
出来るだけ早く、いい歯医者をご紹介できるよう
努力しますが、なかなか正解がみつかりません。
かかりつけの歯科医は
歯医者向けに
いろいろな取り組みをはじめているようです。
先日、定期健診に行きましたら
「保険で患者を集め自費を売る」
いつまでこんな古くさいビジネスモデルをつづけるつもりですか?
と書かれた歯医者向けのプリントをいただきました。
東京で開催の「ワンディ講演会」の案内状です。
歯科診療の裏話や批判がメディアに取り上げられ、
歯科医の誇りを無視したこれらの扱い…云々と。
歯医者の信頼を取り戻そう、という講演会のようです。
同時に、患者に口腔健康の価値を認識させようということのよう。
いずれにしても歯医者が対象。
「歯医者選び」のこのブログは、患者が対象。
歯医者でない人間が、歯医者に騙されないための情報を
書いているわけです。
しかし、これでいいのか、絶えず自問自答を繰り返しています。
本当に「いい歯医者を選ぶ」には、
どうすればいいのか?
当分、悩みは続きそうです。
あちこちから「いい歯医者を紹介してほしい」と頼まれています。
本当に「いい歯医者」を紹介できるまで、
しっかり調査したいと考えています。
そんなわけで、しばらく取材、調査のため、お休みをいただきます。
では、また。ごきげんよう。