「1時間に7人診る方法」と言って、その方法を映像化した
DVDが5万円で発売されているのをご存知でしょうか?。


神経をとる治療(抜髓根管治療)を5分でやる方法を、
若い歯医者に教えて「患者の数を稼げ」と、そのダイレクトメールは言います。
そうすれば「月に1000万稼げる」と教えています。


このような歯医者を選んだら、最悪です。


あなたが、かかっている歯医者が、そのような金儲け主義の
歯医者でないことを祈ります。


患者のことを第一に考える歯医者は、
神経をとる前の治療にさえ1時間以上かけます。


本当に神経をとらなければならないか、
神経をとったあと、他の歯にどう影響するか、
全身におよぼす影響の程度は…などなど、検討に検討を重ねます。
それでも神経をとらなければならない場合、やはり1時間以上かけて治療します。


お金儲けの上手な歯医者は、患者を診る時間が短く、早いのが特徴です。
腕がいいから短く済むのではありません。手際がいいから早いのではありません。


患者のことを二の次にして、
お金儲けを優先するから、早く、短い時間で治療を済ませるのです。


保険診療の歯医者は「患者の数」を、いかに増やすかを、つねに考えます。
患者の数=「お金」だからです。


治したところが、悪くなれば、また治療すればよい、
という、その場しのぎの治療ですから、時間を短縮して早く済ませるのです


患者のことを考える良心的な歯医者は、
痛んだら、また治せばよいという、そんな考えは、まったくありません。


あくまで患者のことを考えて治療しているからです。
たっぷり時間をかけて治療します。保険診療では出来ない治療です。


痛くなったら、また歯医者に行けばよい、と考える人には不向きかもしれません。


しかし、生命にかかわる歯。認知症につながる歯を
そんなに粗末にしていいのでしょうか?


歯医者選びは、あなたの「意識」の問題でもあるわけです。